最後に決めたのは、やはりこの男だった。9回の大事なマウンドを託されたのはエース田中。しかし、鬼崎、ヘルマンに出塁を許すと、片岡の犠打で一死二、三塁と大ピンチを迎える。 それでも、栗山を三振に斬って取ると、続く浅村も153キロの渾身のストレートで空振り三振に。チームを創設9年目にして悲願の初優勝に導いたエース田中はマウンドで喜びを爆発させた。(9月26日 埼玉西武-楽天)
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